PONYはブナの天然木から作られた、子供から大人まで男女を問わず楽しめる組み立て式のおもちゃです。木製パーツのトラベキューラ(四角柱のフレーム)ホイール(車輪、滑車)ログ(丸棒)、そして、ペグ(留めくぎ)を使った簡単なつなぎあわせで、いろいろなおもちゃを作ることができます。

子供たちはPONYで遊びながら、発想力・自発性・論理的思考能力・集中力・持続力・器用さ・想像力を育み、人と協力することの大切さを知らず知らずのうちに学び、新しいおもちゃをつくる度に目標を達成し自信をつけていきます。

 

発想力

組み合わせによって動きが変わる。組み合わせる順番によって動かない事も…「あ~なるから…こうなる。こ~なるから…あぁなる。」といった、ものを動かす原理を理解し、改良を加えることで新しい発見をする喜びを体感できます。

自発性(行動力)

子供たちが主役となってつくらせることで、自分で考え、自分で行動することを学びます。子供たちが創作に行き詰まったとき、見守り役である保護者の方が最小限の手助けのみを行い、子供たちの知恵と行動力を引き出すようサポートをすることで、自発性が育まれます。

論理的思考能力(判断力)

PONY でのおもちゃづくりに慣れてくると、より複雑な物・大きな物を作りたくなってきます。そのためには、先を考え、組み立てる順番・箇所を追わなければ思った物に仕上がりません。作り上げようとする欲求が、先を読み、順序だって考え、判断する力、また、PDCA(Plan, Do, Check, Action)の習慣をつけてゆきます。

集中力

子供たちは、自分が使いたいおもちゃを作るという目的をもつことで、夢中になって作業をするばずです。

持続性

小さな子供たちがおもちゃを製作するには、かなりの時間がかかる場合があります。また、子供たちは作業に行き詰まると集中力が持続しません。保護者の方が、誘導役として見守り、適時ヒントを与えながらサポートすることでモチベーションを引出し、完成まで作業を続けることで粘り強さを育みます。

器用さ

遊びの中での物作りの少ない時代ですが、細やかな組み立て作業の連続が、知らずしらずのうちに器用さを身につけます。同梱の木製ハンマーは、ペグの打ちこみや取り外しに使用してください。木でできた部品は私たち人間と同様不均質です。ペグを打ち込む際、音や抵抗を感じながら、強さを調整してください。

想像力

想像しだいで、多彩な物に組み立てられる PONY は、想像する楽しみを与えてくれます。

協力

おもちゃづくりは、親子であっても、子供同士であっても役割分担をしながら協力して製作することになります。たとえば、2つの部品をつなぐとき一人が部品を持ち、もう一人がハンマーでペグを打ち込むなど協力して行う作業がです。一連の作業をとおしてコミュニケーションをとりながら、共同作業で共通の達成感を味わうことで、人と人のつながりを深めていきます。

自信

おもちゃづくりをとおして、達成感を味わうことができます。つくっている途中に作り直しなどがあったとしても、それを克服し完成させた成功体験が自信となり、次の目標にチャレンジする精神を育みます。

PONY製品の特徴

PONYの主要パーツである、車・四角柱には多くの孔が規則的にあけられています。丸棒を差しこむ位置を変えることでさまざまな形や動きを作り出すことができます。また、ペグを打ち込むことでしっかりと固定することができ、動きを正確に次のパーツに伝える事が出来ます。

お子様を育てるPONY

PONYは、品質の良いブナ材で作られたパーツ同士を、独特の繋ぎ合わせ方で組みたてることで、いろいろなおもちゃづくりができるパーツのセットです。遊びを通してお子様の器用さや精神面での能力を高めていってもらいたいと考えております。

子どもたちは、できないと思うとすぐにあきらめてしまったり、注意散漫になったりすることがよくあります。PONYで遊ぶことで、「行き詰まってもあとひと踏ん張りすることで道が開けること」、「集中してものごとを継続すること」を学びます。

また、子どもたちがおもちゃづくりをしている間、それぞれのパーツをどのようにつなげれば、自分が望む機能のおもちゃになるかを考えます。同じような部品の中から必要なものを選び、論理的に思考すること、そして、発想力を働かせることを学んでいきます。